32.梅枝(うめがえ)
この帖は、光る源氏の太政大臣時代三十九歳一月から二月までの物語。
[主要登場人物]
01.光る源氏<ひかるげんじ>、源氏殿39歳、大臣・大殿・殿。
02.夕霧<ゆうぎり>、源氏殿長男18歳、宰相中将・宰相の君。
03.内大臣<ないだいじん>、藤原殿45歳(推)、内の大殿・内の大臣・大臣。
04.柏木<かしわぎ>、藤原殿長男24歳(推)、頭中将。
05.紫の上<むらさきのうえ>、源氏殿正妻31歳、対の上・上。
06.花散里<はなちるさと>、源氏殿側室40歳代半ば(推)、夏の御方。
07.秋好中宮<あきこのむちゅうぐう>、梅壺30歳、中宮・宮。
08.蛍兵部卿宮<ほたるひょうぶきょうのみや>、36歳(推)、兵部卿宮・宮・親王。
09.明石御方<あかしのおおんかた>、34歳(推)、冬の御方・母君。
10.明石姫君<あかしのひめぎみ>、11歳、御方。
11.東宮<とうぐう>、前承香殿女御腹、藤原右家後見13歳、春宮・宮。
12.雲居雁<くもいのかり>、夕霧の恋人20歳、姫君・女、内大臣の娘。
[第一段 六条院の薫物合せの準備]
[第二段 二月十日、薫物合せ]
[第三段 御方々の薫物]
[第四段 薫物合せ後の饗宴]
[第一段 明石の姫君の裳着]
[第二段 明石の姫君の入内準備]
[第三段 源氏の仮名論議]
[第四段 草子執筆の依頼]
[第五段 兵部卿宮、草子を持参]
[第六段 他の人々持参の草子]
[第七段 古万葉集と古今和歌集]
[第一段 内大臣家の近況]
[第二段 源氏、夕霧に結婚の教訓]
[第三段 夕霧と雲居の雁の仲]